就職活動のスーツの色といえば黒か濃紺ですね。黒といっても何種類かありますが、濃い目のほうが表情が引き立つのでいいかと思います。なお、体育会系の学生などはブレザーでも問題ありませんよ。スーツは、オールシーズン着れるものと背部が風通しの良い春夏用のものをそれぞれ用意しておくといいでしょう。ボタンは業界に関係なく3つボタンが主流です。一番下のボタンは普段は外しておきます。
スーツサイズの選び方ですが、肩に合わせて選びます。サイズ表示は、A体が標準、Y体が細身、AB体が大きめ、BB体がビッグサイズです。着丈の基準は、腕を伸ばしたときに上着の裾が指の第一関節で握れるくらいの長さにします。袖丈の基準は、腕を垂直に伸ばした状態で、ちょうど腕時計が見える程度の長さがいいでしょう。標準より腕が長かったり、腕の長さが左右で違う場合もあるので、袖丈は必ず調整してもるようにしましょう。サイズ直しは、袖の場合は左右で2000円程度、丈をつめる場合が3000円ほどでできます。セミオーダーメイドのスーツでも、調整費用を含めると既製品とほぼ同じ額でできる場合もあります。
スーツの上着で注意したいのは、袖丈と着丈のバランスです。最近は着丈の長すぎるスーツを着ている人が多いです。スーツは長すぎても短すぎても良くありません。短すぎると窮屈に見え、長すぎるとだらしない印象や幼さが感じられるからです。Vゾーンは狭すぎるとカジュアルな印象を与えてしまうので注意が必要です。