色の主流は黒かチャコールグレーが一般的です。業界を問わず、奇抜な色柄は避けるべきでしょう。女子大などの場合は制服でも構いません。スーツならオールシーズン着れるようなものと風通しの良い春夏用のものを用意しておくと便利です。ボタンは2つもしくは3つのタイプで、ブラウスとの相性を考慮します。ボタンはすべて留めて座った時に違和感がないかを確かめましょう。
スーツのサイズは肩で合わせるのが基本です。ボタンをすべて留めた状態で、肩の縫い目が広がって目立たないかを確かめます。ブラウスがレギュラーカラーなら、Vゾーンが狭いタイプのもののほうが望ましいです。Vゾーンが広いスーツの場合、ブラウスはスキッパーカラーを選んだほうが似合いやすくなります。Vゾーンの裾は広すぎず狭すぎず、といったスーツが望ましいです。また、ボタンを留めた際にVゾーンの襟にしわが寄らないようにしましょう。
スーツは、わきの下や肩のふくらみ部分にしわが寄らないサイズを選ぶのがポイントです。また、体にフィットしすぎて、肩や背中の縫合部の縫い目が目立たないようにしましょう。ウエストや胸周りがフィットしすぎて、着席時などに窮屈な印象を受ける人が多いそうです。また、袖丈や着丈が長すぎるスーツも不自然な印象や幼い印象を与えてしまうので、スーツ選びの際はこの点も注意が必要です。