そして、この証明写真は、適当に撮って貼ればいいというわけではないのです。履歴書の証明写真は最終面接まで活用され、実際に面接を担当しない上役なども見ています。
いわば証明写真とは、その人の分身のような存在といってもいいでしょう。したがって、しっかりしたものを撮りたいところです。
就職活動における証明写真について注意すべきすべき点などをまとめてみました。
まず、色はカラーでも白黒でも、どちらであっても問題はありません。現在はカラーを利用する人がほとんどのようです。
カラー写真の場合、背景色で印象が結構変わります。青を使用すると、明るく元気な雰囲気になり、グレーを使用すると顔の輪郭がはっきりし、落ち着いた雰囲気になります。現在はグレーを使用する人のほうが多いようです。
次に写真の表情ですが、勘違いしている人が多いのは「証明写真は真面目な表情で」ということです。
実際はむしろ笑顔が望ましいですね。口角を広げず、上方へ上げるようにすると良い笑顔ができますよ。目は意識して大きく開くようにします。カメラに目線を合わせた状態で少しアゴを引いてみると、自然に目が大きくなります。また、目線がずれたり、首が曲がっていたり、あごがあがったりしてしまわないように注意しましょう。